2015年05月23日

●衝撃の2弾チラシ

今から5年ほど前の話です。

新規開業して、たった2回のチラシだけで繁盛店になった整体院があります。
その整体院様のチラシについて、ご紹介させて頂きます。


そのチラシの第1弾の原稿を最初に見たとき、「えっ!?」と一瞬、目を疑いました。
そして次の瞬間、「まさか・・・」と思い、依頼者の方にご連絡しました。

そのチラシには、電話番号も、住所も、整体院の名前すら書かれていなかったのです。チラシの常識からは考えられないチラシです。

もしかして何かの手違いかも、と思ったのです。
しかし、依頼者の方の回答は「そのまま印刷GOでお願いします」でした。

そのチラシが、これです(少しアレンジしています)。


seitai1.png


この依頼者の方は、ご自身でチラシをポスティングされました。
それによって地域にどんな住宅街があるか、学校がどこにあって、病院がどこにあって、バス停がどこにあるか等を把握したそうです。


そして1週間後、第2弾のチラシをポスティングされました。それが、これです(少しアレンジしています)。


seitai2.png



このチラシを配布している最中から、予約電話が入ってきたそうです。
そして、3日間の予約はすぐに満杯になったそうです。

そして、この3日間の無料体験をされたお客様が口コミで次のお客様を紹介してくださって、次から次に予約が埋まっていくようになったそうです。

この整体院様は、半年後くらいにもう一度だけチラシを配布されました。
床を増設したため、それを連絡するチラシです。

その後はチラシを配布されなくなりました。
チラシを配布する必要がなくなったのです。

印刷屋としては、せっかくのお客様からの依頼が無くなるので淋しいかぎりなのですが、この方の開業に携わることができて痛快でした。
今も、このチラシを大事に保管しています。


開業日からさかのぼって用意周到に準備を重ね、
考えに考え抜いた戦略が、この2弾チラシ戦略だったのですね。
2枚目のチラシと同様のチラシはよく見かけますが、第1段チラシがあってこそ、第2段が何倍にも生きたのですね。

スゴイです。

アイデア次第で、ものすごいツールになるチラシの真骨頂を見た思いがしました。


※ここに掲載したアレンジチラシは、
 Wordに標準装備されている手書き風フォント「DFGクラフト墨WG」で作成しました。





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2015年05月17日

チラシの反響率を上げる

新聞オリコミやポスティング業者に依頼しているチラシの反響率が、1/2000程だとすると、同じチラシを自分でポスティングして1/500〜1/1000枚になるのが普通です。ただし、それには自分でポスティングしている人たちが身に付けているポイントがあります。

チラシの入れ方や曜日、時間もさることながら、最も反響率に直結するのがターゲットを絞るということです。自分のチラシがターゲットにしていない家にチラシを入れないだけでも、大きなムダを省くことができます。オリコミやポスティング業者でかかるコストに換算すると、コストが半分以下になることも少なくありません。

ターゲットをまったく考えないで配布する場合と、ターゲットを絞った配布とでは、10倍以上の差になることも珍しいことではありません。お客様1人当たりの集客コストで考えた場合、3000円から1000円になると経営そのものに大きく影響します。ましてや500円ともなると、倒産寸前だったお店がV字回復する数字になります。

そう考えたとき、大手企業では新聞オリコミやポスティング業者に任せて大量の広告を出してお客様を確保するしかないでしょうが、個人経営の強みは自分やスタッフでポスティングして広告コストを大幅に下げることができるのです。特に、新聞オリコミやポスティング業者にかかる費用については、よくよく考えてみるべきです。

自分でポスティングしたことがない人は、大変な作業だと思われるかも知れませんが、慣れてくれば週に1回、夕方の数時間をポスティングに充てることは何でもなくなります。ジョギング代わり、ダイエット代わりの、健康維持にもつながります。両足が地につく小さな折り畳み自転車を使えば、もっと効率的になりますし、車に積んで遠くに配布しに行くことも可能です。

そして、チラシそのものを、より効率が高い「手書きチラシ」や「2色チラシ」「色上質チラシ」にして、さらに効率を上げていくことが可能なのです。

すぐに反響がほしい場合は「今すぐお電話ください」など、「今すぐ」という言葉を目立たせると効果的です。

     新聞オリコミの新傾向

スマホやパソコンで新聞よりも早くニュースを見ることができるようになって以来、新聞購読者は減少傾向になります。むしろ新聞を購読している人は、新聞よりもチラシが必要で購読している主婦層が顕著になってきているともいわれます。

こうした中、だからこそ新聞オリコミで効果を上げているチラシと、新聞を購読していない層へのターゲット・ポスティングが効果を上げてきています。

だからこそ新聞オリコミで効果を上げているチラシというのは、どういうことかというと、チラシ目的で新聞購読している人たちはチラシをよく読む層ですから、そこに徹底的にターゲットを絞り込むということです。

たとえば、チラシ目的で新聞購読している主婦たちは、長期休暇に入る前は無駄な食材は買わず、長期休暇の最終日にチラシをチェックします。ですから、GWの最終日、お盆の最終日、秋の連休の最終日、正月休みの最終日にチラシを折り込むのです。1月3日、5月6日、8月16日、9月23日というように。

これ以外の月は、前もって天気予報を想定し、雨の日にはチラシを折り込まないようにします。 さらに、金曜・土曜にチラシが多い地域では、あえて月曜・火曜のチラシが少ない時に入れると目立ちます。

そして新聞オリコミをする場合は、最低でも2ケ月に1回はオリコミをして、見る人に覚えてもらうことが大事です。

さらに新聞オリコミの効率を上げる方法が、オリコミ代行業者に任せないで自分で新聞専売店に持ち込むことです。そして、チラシのトップか、自分のチラシを帯に使ってもらうよう、お願いするのです。帯というのは、数枚のチラシをまとめて、1枚のチラシで挟んでいるものです。

トップか帯のチラシは必ず目に留まるので、効果は大です。手土産を持参してでも、お願いする価値があります。
効果があるので、すでに先約がある場合もありますし、有料のところもあります。先約がある場合、「○曜日なら何とかどうですか?」とお願いしてでもやる価値はありますし、有料でもやる価値があります。

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2015年05月10日

売れるチラシの最大要素とは

売れるチラシの最大要素を一言で表すならば、「このチラシを読むメリットが明白で、それが隅々にまで行き渡っているチラシ」です。
 具体的には、このチラシを出している会社やお店、チラシに掲載されている商品やサービスが「お客様に無駄なお金を使ってもらいたくない、その金額を出しても惜しくないメリットが必ずあることを訴求しているチラシ」です。
 もっと言えば、お客様に今これを買わないと損、今すぐこのサービスを受けたい、とまで思わせることができれば最強のチラシだといえます。


 そんな商品やサービスがあれば苦労はしないよ・・・と思われるとしたら、ちょっと待って欲しいのです。そこが売れるチラシを作れるか否かの分岐点だからです。
 そんな商品やサービスがない、のではありません。商品やサービスのメリットが、最高のかたちで伝わっていないだけなのかも知れません。
 まったく同じ商品やサービスが、同じ値段なのに、どこよりも多く売れているお店は、実際にあるのです。いいえ、それどころか他よりも高いのに売れているお店すら、あるのです。それができている所が成功しているお店と言っていいでしょう。
 いわゆる商品やサービスの「付加価値」を、最高のかたちで訴求できているかどうか、なのです。たとえば同じ商品で他よりも高い価格なのに売れている所には、「信用」や「安心」、あるいは、こんな使い方もできる、こんな思わぬ効果がある、などの他にはない提案ができる、というのが付加価値です。

 1つの顕著な成功例が、お店やスーパーで最近よく見かけるようになったPOP広告です。オススメ商品に「店長のおすすめNo.1!」などと書いて、オススメの理由が書いてあるのがPOP広告です。
 しかしPOP広告は、お客様に実際にお店に来ていただかないと見てもらえません。では、お客様に来て頂くにはどうしたらいいか。そこで、このPOP広告の手法をチラシにしたのが「手書きチラシ」です。
 必ずしも手書きチラシでなくても、当たるチラシの傾向は共通しています。「このチラシを読むメリットが明白で、それが隅々にまで行き渡っているチラシ」で、具体的には、商品やサービスが「お客様に無駄なお金を使ってもらいたくない、その金額を出しても惜しくないメリットが必ずあることを訴求しているチラシ」です。

 もう一つの方法は、プラスの提案に対するマイナスの除去です。つまり、お客様の不安と不満を解消できる、価格だけではない何かを訴求できる、ということです。たとえば、整体院・接骨院のチラシで最近お客様が大きく増えたという方がいます。そのチラシは、整体や接骨に関するマイナスイメージのTV報道がされた際に、逆にそれを好機ととらえて、あえてTVで報道された内容をチラシに書いて、その問題点を取り上げ、お客様に安心と信頼をダイレクトに訴求する手書きチラシを、大急ぎで作ったのです。
 塗装業を個人で起業された方は、大手にはできない個人だからこそできるメリットを打ち出すと同時に、お客様の不安や不満を打ち消すチラシで、地元に着実に定着して成果を伸ばしています。職人だからこそ、手間を惜しまない、手を抜けない、だからといって高いのではなく、むしろ家が長持ちすることなどが、キャッチコピーにも、細部からも、きちんと伝わるチラシなのです。
 
 捨てられるチラシは、お客様にとって必要ないものを売ろうとし、お客様に損をさせると感じさせるチラシ、お客様の不安や不満を解消できていないチラシ、あるいは必要ない、読んでも無駄だと思われてしまうチラシです。
 だからこそ、お客様の立場に立って作られているチラシは、お客様の目にとまり、お客様を惹きつけ、行動させるチカラを持っているのです。
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posted by isaku at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | チラシ成功例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする